昨日は、あさイチで、「子供のいない人生の生き方」ということをテーマに、
特集が組まれていたので、朝ドラの後、テレビを観ていました。
私は、あと数年で、還暦を迎えますが、Xでも書いて、たくさんイイネを頂いたんですが、
この年でようやく、「子供が欲しかったんだけど、恵まれなかった」と、
言えるようになったんですよね。
おばちゃんになったから、ようやく言えるようになったわけで、若かったらとても無理ですね。
私の場合は、もともと、
・子供が欲しくて、結婚=子供と思っていた。
・夫が自然妊娠を希望していた。(当時、体外受精で間違った精子で、お父さんの異なる赤ちゃんが生まれたニュースがあった。)
・義父母のご近所のお嫁さんが、不妊治療の後、切迫流産で、大変だったという話から、義父母も無理しないで自然な妊娠を望んでいた。
と言う感じでした。なので、不妊治療と言っても、検査とタイミング療法を短期間だけ。
冷えやストレスから来る体調不良、生理痛がひどかったことから、漢方専門医に通院して、
漢方薬を長年飲んでいました。
婦人科でも異常なし。夫も異常なし。
京都の有名な鍼灸に何度か行ったこともあります。
ただ、夫の仕事が不安定で、長続きしないことから、私も、結婚後、関西を転々としながら、
働き続けて、途中で不妊治療を止めたけど、また仕事しながら、不妊治療を続けていた矢先、
職場の嫌がらせがあり、ストレスで、無痛性甲状腺炎を再発。
不妊治療をドクターストップすることに。(そのまま続けても、流産する可能性が高いので)
ただ、もう無理と諦めたのは、37歳くらいの頃でした。
その後も、お寺の住職であった実父が急死して、その死がなかなか受け入れられず・・・。
怒ってばかりだった、父のこと、正直好きでは無かったのに、すごいショックで。
しかも、職場でも、リストラがあったり、再就職先で、またイジメを受けたり、
色々あって、体調を崩し、退職。
18年前、迎えたのが、愛猫 きらら でした。
でも、おととしの12月に、22歳で亡くなり、今に至ります。
すごく癒してくれました。
その間、私は、双極性障害が見つかり、夫は、緑内障末期になって。
不妊・精神障害・視覚障害と、色々ありましたが、その度、夫婦で受け入れることで、
乗り越えてきました。
これも、運命と思って、受け入れると、心が楽に穏やかになってきます。
ただ、「子供のいない人生も、持病も」それを受け入れるまでが、
時間がすごくかかって、本当にツラいのです。
昨日、テレビに出ていた方が、
「子供のいない人の老後は、ボランティアなどで、
地域で繋がると良い」
とのお話をされていましたが、私たちのような精神障害や視覚障害を持っていると、
そういうボランティアをすること自体が難しいなあ・・・と、夫婦で話しています。
夫婦で助け合って生きていくしかない・・・そう思っています。
子供が欲しかったけど恵まれなかった方とも、
お友達になれたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
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